2021年09月09日
発行元:(株)資生堂資生堂ジャパン(株)
商品・ブランド
サステナビリティ
樹木の恵みを、巡らせ、つなぐ、「BAUMオークの森」 資生堂、岩手県、住友林業で三者協定を締結
「樹木との共生」をテーマに掲げる資生堂のスキン&マインドブランド「BAUM(バウム)」は、岩手県盛岡市にある「BAUMオークの森」での植樹活動を開始するにあたり、岩手県盛岡広域振興局、植樹活動をサポートいただく住友林業株式会社(以下、住友林業)との三者協定を2021年9月3日(金)に締結しました。
BAUMは2020年6月の誕生以来、「樹木の恵みを受け取るだけではなく、自然に還していく」というブランドの取り組みの一つとして、住友林業の協力のもと、店舗内でパッケージの木製パーツ部分に使用している木材であるオーク(ナラ)の苗木を中心に、大切に育ててきました。この度、2021年10月より木材の故郷の一つである岩手県の森への植樹活動を開始します。森を育て、再びBAUMに活用する循環を目指します。
三者協定について
■協定概要
<調印者>
•岩手県 盛岡広域振興局長 高橋 達也(たかはし たつや)
•住友林業株式会社 森林・緑化研究センター長 中村 健太郎(なかむら けんたろう)
•株式会社資生堂 代表取締役、エグゼクティブオフィサー、常務
チーフブランドオフィサー クレ・ド・ポー ボーテ、イプサ、ザ・ギンザ、バウム
鈴木 ゆかり(すずき ゆかり)
■協定内容
•協定期間:2021年から10年間
•所在地:岩手県盛岡市藪川(岩手県立自然公園内)
•面積:1.98ha
•森林の名称:「BAUMオークの森」
•整備内容:年間あたりの植樹面積を 0.10~0.26haとし、年約600本のオーク(ナラ)を植え、下草刈り等の保育を実施。
■植樹地について
•植樹地は2018年に伐採が行われた伐採跡地であり、ミズナラを中心とした広葉樹の林に囲まれています。
■植樹活動目標と留意点
•土地に自生する動物や環境に配慮した植樹活動および森づくりを心がけ、植樹を通じて自然なオーク(ナラ)の森に戻すことを主な活動目標とします。
「BAUM」について
「樹木がくれる、美しい世界のはじまり」をメッセージに、樹木の恵みを余すところなく受けとり、感謝し、樹木資源を未来につないでいくブランドとして、2020年6月に誕生。製品の90%以上を自然由来の素材から製造。商品パッケージ、店頭においてもサステナブルな循環を意識した選択をしています。
【樹木資源を未来につなぐ活動】
■商品パッケージにカリモク家具株式会社のアップサイクル木材を使用
木製家具メーカーのカリモク家具株式会社※1とのコラボレーションにより、商品パッケージの木製パーツは家具の製造工程で発生した小さい木材を再生利用し、カリモクの工場で生産されています。東北や北海道地方で採取される良質なオーク(ナラ)を無駄なく活かし、新たな使命を与えることで甦った素材には、ひとつひとつ木目や色味の異なる味わい深さがあります。
※1カリモク家具株式会社: https://www.karimoku.co.jp
■環境負荷の軽減を目指す取り組み
木製パーツ部分は繰り返し使用していただけるよう、レフィル商品を積極的に展開。一部プラスチック容器にはバイオPET※2、ガラス容器にはリサイクルガラスを採用しています。また、ショッピングバッグの無償配布を行わず、希望するお客さまにはオリジナルエコバッグを販売しています。
※2植物由来のPET配合
※このリリースに記載されている内容は発表時点のものであり、最新の情報とは異なる場合がありますのでご留意ください。