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2021年02月26日

発行元:(株)資生堂資生堂ジャパン(株)

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髪の明るさに合わせたメイクアップ 「色使い」×「メリハリ感の調整」で自然に印象アップ

新型コロナウイルス感染リスクが続く中、毎日の不安やストレスを少しでも軽減させるために「日々の生活の中に楽しみを見つけたい」という気持ちが芽生えているのではないでしょうか。美容やファションでの自分磨き、ヘアスタイルを変える、など「自分のための小さな変化」に楽しみを見出している傾向にあるようです※1。そこで今回は、年齢を重ねるとともに気になる白髪のヘアカラーにおいてもより変化を楽しめるよう、年齢に応じた美しさを引き出せる「髪の明るさ(トーン)に合わせたメイクアップ」を紹介します。

※1 資生堂調べ 2021年1月実施 WEB調査 18~69歳女性(洗顔料・化粧水を週5日以上使用者) n=1,500

白髪のヘアカラーは、無難なカラーを選びがち。一方で、幅広いカラー・トーンに挑戦したい気持ちの芽生え。

資生堂の調査によると、白髪悩みは40代から増え、約7割が白髪のヘアカラーをしています。ヘアカラーをする理由としては、「白髪が気になる」「若わかしく見えるから」「疲れた印象を見せないため」などが上位に挙がりました。8割以上の方が、他人から「5歳以上若くみられたい」という気持ちをもっており、モノトーン系、イエロー系・ゴールド系の色で、ダークトーンのヘアカラーをしている人が多い傾向にあります。※2しかし、今後、挑戦したいヘアカラーを聞くと、モノトーン系の割合が半減し、ピンク系・パープル系が急増。トーンもミドルトーン~ハイトーンまでバリエーションが広がります。※3コロナ禍で自分の中の小さな変化に楽しみを見出している心境が、今までと違った髪の色へ変えたい、という気持ちを加速させていると考えられます。

※2 資生堂調べ 2020年8月実施 WEB調査、40~69歳女性 n=1,500
※3 資生堂調べ 2020年8月実施 WEB調査、40~69歳女性 n=184

髪の明るさ(トーン)別 自然に印象アップできるメイクアップのポイント

「髪の明るさ(トーン)」と、「肌の色」とのコントラストで顔やパーツの印象が変わって見えます。そこでメイクアップは、髪の明るさ(トーン)に合わせ、「色使い」×「メリハリ感の調整」をすることで、自然に印象アップができます。

●ハイトーン
「華やか・軽やか」な見た目印象。肌の色は髪の明るさとの差によって暗く見えやすく、顔の立体感(しわや影など)やパーツの印象がやわらいで見えます。
そこで、メイクアップは血色感を与えるカラーを使用し、明るく鮮やかなリップとすっきり感のある目もとをつくり、肌を明るく軽やかに演出するのが自然な印象アップのポイントです。

●ミドルトーン
「柔らかい・優しい」見た目印象。肌の色は髪の明るさとの差によってやや暗く見えやすく、ハイトーンと同じく顔の立体感(しわや影など)やパーツ印象がやわらいで見えます。
そこで、メイクアップは中間色で優しくまとめ、ソフトな立体感を出し、肌を明るく生きいきと演出するのが自然な印象アップのポイントです。

●ダークトーン
「メリハリ・落ち着き」のある見た目印象。肌の色は髪の明るさとの差によって明るく見えやすく、顔の立体感(しわや影など)やパーツ印象が際立ちます。
そこで、メイクアップは目もとにメリハリ感を与え、穏やかなリップで肌の印象を柔らかく演出するのがポイントです。

髪の明るさ:ハイトーン

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髪の明るさ:ミドルトーン

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髪の明るさ:ダークトーン

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髪の明るさ(トーン別) パーツごとのメイクアップポイント

~目もと・口もと・ほお~

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【ハイトーン ポイント:明るく鮮やかな口もと&目もとのスッキリ感】

●口もと:明るく鮮やかな口もとのメリハリ感
(HOW TO)
・透明感のある鮮やかなカラーや明るめの中間色で唇に血色感を与え、肌を明るく演出する
・リップブラシを使い、唇の輪郭をすっきり と整えてから全体に色を重ねる

●目もと:ハイライト系アイシャドウ×繊細なアイラインで軽やかに
(HOW TO)
・アイラッシュカーラーでまつ毛をしっかりと根もとからカールさせ、ラインのにじみやくずれを防止
・ハイライト系アイシャドウをブラシでまぶた全体にぼかす
・まつ毛の間を埋めるように、アイラインを細目に描き、明るさとすっきり感を
・マスカラを軽くつける

●ほお:ほんのりと与えた血色感で口もとを引き立てる
(HOW TO)
・チークカラーをほおのやや高い位置にほんのりと血色を感じる程度にぼかす

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【ミドルトーン ポイント:中間色でまとめたソフトな立体感】

●ほお:血色感と立体感を感じさせる高めに入れたチーク
(HOW TO)
・チークカラーをほおのやや高い位置にふんわりとぼかす
・肌に血色感と立体感を与えて、明るさとメリハリを出す

●目もと:目の際を引き締めるアイシャドウ&ラインのソフトなグラデーション
(HOW TO)
・アイラッシュカーラーでまつ毛をしっかりと根もとからカールさせ、ラインのにじみやくずれを防止
・まつ毛の間を埋めるようにアイラインを描き、目尻側にはやや太さを出してリフトアップした印象に
・濃いアイシャドウをアイラインに重ねながら、目を開けたときに見えるまでぼかす
・明るいアイシャドウを濃いアイシャドウのぼかし終わりから、アイホールのやや外側までぼかす
・マスカラを軽くつける

●口もと:輪郭をしっかり取ったモデレートな口もと
(HOW TO)
・優しい印象の中間色をリップブラシで唇の輪郭をすっきりと整えてから全体につける

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【ダークトーン ポイント:目もとのメリハリ感とおだやかリップ】

●目もと:ライン効果でくっきりした印象の目もと
(HOW TO)
・アイラッシュカーラーでまつ毛をしっかりと根もとからカールさせ、ラインのにじみやくずれを防止する
・明るいアイシャドウをまぶた全体にぼかし、濃いアイシャドウを目の際にラインのようにのせる
・アイラインはまつ毛の間を埋めるように太めに描き、メリハリを与えてくっきりと仕上げる
・マスカラを軽くつける

●口もと:ふっくらと明るく見せる、おだやかなリップカラー
(HOW TO)
・肌なじみのよいリップカラーで、肌を明るく感じさせて柔らかい印象を与える
・リップブラシで唇の輪郭をすっきりと整えてから全体につける

●ほお:目もとを引き立てる ほんのりと血色感のあるほお
(HOW TO)
・チークカラーをほおのやや高い位置にほんのりと血色を感じる程度にぼかし健康的に見せる


~肌~

【ハイトーン、ミドルトーン、ダークトーン共通ポイント:ハリ感じさせる適度なつや感で若わかしい印象をつくる】

(HOW TO)
・スキンケアや下地でうるおいとつやを与える
・ファンデーションは薄く仕上げる
・色ムラの気になる部分はコンシーラーなどでピンポイントにカバーする
※くすみや影が気になる部分を中心に、トーンアップ効果のある下地を使用

~眉~

【ハイトーン ポイント】髪の色よりやや濃い色がおすすめ
【ミドルトーン ポイント】髪の色に近いアイブロウカラーを選び、髪の明るさと調和させて、眉にメリハリを与える
【ダークトーン ポイント】髪の色に近いアイブロウカラーを選び、髪の明るさと調和させて、眉にメリハリを与える

(HOW TO)
・適度な太さで、眉尻が眉頭より下がらないように描く

パーツごとのメイクアップポイント:ハイトーン

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パーツごとのメイクアップポイント:ミドルトーン

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パーツごとのメイクアップポイント:ダークトーン

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メイク提案

■資生堂ヘアメイクアップアーティスト 砂川 恵子(すながわ けいこ)

セミナー、雑誌やウェブのビューティー撮影、ファッションショーのヘアメイクなど、幅広く活躍。エイジング・ビューティーをテーマに、「きらめきMSメーキャップ」「オトナのための”ちょい高チーク”」など、シニア女性向け美容情報の発信や、メイクソフトの研究に携わる。

■資生堂アソシエイトトップヘアメイクアップアーティスト 三島 裕枝(みしま ひろえ)

シニア向けブランドの広告ヘアメイクや情報開発も担う。
また、日本の伝統美と現代のニーズを融合した、新しいブライダルビューティーを創造発信する、“ブライダルビューティーの達人”でもある。

※このリリースに記載されている内容は発表時点のものであり、最新の情報とは異なる場合がありますのでご留意ください。