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2020年10月30日

発行元:資生堂ジャパン(株)

美容情報

マスク内は常に季節の変わり目状態であることを発見  マスクと仲良く肌づきあいする3つのポイント

~「毎日、マスクといい関係」vol.1~

マスクが生活の必需品となった今、まるでマスクは顔の一部のような存在になりつつあります。前向きにマスク生活を楽しめるよう、マスクと上手につきあうことでいい時間を過ごすために、マスクと仲良く肌づきあい※1する3つのポイントを紹介します。

※1 マスク着用時の肌状態を正しく理解し、対策やケアを行うことで、健やかな肌状態を保つこと

ポイント①マスクの中の肌状態を知ろう
~マスク内は常に季節の変わり目状態~

マスクといい関係をつくるためには、まずマスク着用時の肌状態を知ることが大切です。資生堂は、マスク内の肌状態について、新たな事実を発見しました。

●新発見。マスク内は春・夏・秋・冬の四つの季節に相当する湿度変化を繰り返し、肌荒れの要因に。

これまで、マスクを着けている間はマスク内の温度・湿度が高く※2なり、マスク着脱時に肌は急激な温湿度変動を受けることはわかっていました。秋・冬の季節は外気の気温・湿度が低下することから、そのマスク内外の温湿度差が大きい状況となります。さらに、資生堂の研究により、マスク内温度は徐々に上昇するのに対し、湿度は呼吸に合わせるように小刻みに振動しながら上昇、下降を繰り返していることを発見しました。つまり着脱時だけでなくマスク内でも絶えず小刻みな湿度変化を受け続けており、マスク内は春・夏・秋・冬の四つの季節に相当する湿度を短い時間の中で体験するとも言えます。
この急激かつ短時間の湿度変化を繰り返すことによって、肌のバリア機能の形成と保湿機能がダメージを受け「肌荒れ」が起こりやすくなります。外気の温湿度が低い秋冬のマスク使用は夏場よりもさらに肌にとって過酷な環境で揺らぎやすく、肌荒れに繋がりやすいと言えます。さらに、マスク着用によって皮膚温が高くなることで皮脂量が増加。過剰な皮脂量により、ニキビもできやすくなります。
マスクの着用や着脱の繰り返しは、肌荒れやニキビ・毛穴といった肌悩みにもつながるという、肌にとっての負のスパイラル環境であると言えます。


●保湿ケアだけでは不十分?!マスクに揺るがない肌のために。

・肌荒れが気になるとき
秋冬のスキンケアと言えば、保湿ケアが重視されますが、マスクに揺るがない肌のためには、保湿ケアだけではなく、外界からの刺激から守るうるおいバリア機能を整える効果のある化粧水・乳液のお手入れと、肌の表面にうるおいのバリア膜をつくるクリームもおすすめです。

・ニキビが気になるとき
ニキビの原因となる余分な皮脂や不要な角層をやさしく取り除く洗顔や拭き取りタイプの化粧液、ニキビ予防効果のあるスキンケアの使用がおすすめです。  お手入れするときは、やさしく丁寧に行うことがポイント。肌をゴシゴシこすったり肌に強い刺激を与えると、かえって肌に負担がかかってしまいます。不要な刺激を与えないよう注意して行いましょう。

※2資生堂調べ:24℃/47%の温湿度条件下で、マスク内の温度は平均約+7℃、湿度は+29%上昇する(不織布、布、ウレタンマスクなどの着用でN=15の平均値。マスク素材により差はあるがいずれも同様の傾向を確認)

ポイント②マスク着用時こそベースメイクをしよう 
~ベースメイクがこすれによるスキンケア落ちを低減~

飲食時などのマスク着脱により、マスクと肌の間にはこすれが生じ、ファンデーションやBBクリームなどのマスクへの付着やメイク崩れが起きやすいため、マスク着用時はベースメイクをすることを控える方もいるようです。またベースメイクは肌をきれいに見せるために使用するので、マスク着用時は、ベースメイクが不要だと思っている方もいると推測します。しかし、朝つけたスキンケアをマスク内の肌の上で維持するためには、マスク着用時こそベースメイクをすることをおすすめします。ベースメイクのマスクへの付着が気になるので「ベースメイクをしたくない」という方も、マスクにつきにくいアイテムを選んだり、ノーカラーのフェイスパウダーを使うことをおすすめします。
資生堂は、マスクによる肌荒れから守るために必要なより一層のうるおいケアとそれを閉じ込めるベールの役割をする乳液やクリームのマスクの影響を可視化したところ、数時間のマスク着用であっても着脱などのこすれによりスキンケアが落ちてしまい、マスク側に付着してしまうことを発見しました。スキンケアを肌の上にキープするためには、スキンケアの上からフェイスパウダーなどのベースメイクを使うことがおすすめです。こすれによってスキンケアが落ち、マスクへの付着を低減することができます。

マスク使用前および経時での肌表面のスキンケアの状態 塗布直後(化粧水+乳液のみ)

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マスク使用前および経時での肌表面のスキンケアの状態 マスク着用4時間後(化粧水+乳液のみ)

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マスク使用前および経時での肌表面のスキンケアの状態 マスク着用8時間後(化粧水+乳液のみ)

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マスク使用前および経時での肌表面のスキンケアの状態 塗布直後(化粧水+乳液+フェイスパウダー)

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マスク使用前および経時での肌表面のスキンケアの状態 マスク着用4時間後(化粧水+乳液+フェイスパウダー)

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マスク使用前および経時での肌表面のスキンケアの状態 マスク着用8時間後(化粧水+乳液+フェイスパウダー)

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ポイント③マスク着用時こそ、香りを纏って楽しもう

マスク着用時は、マスクによる息苦しさや不快感でストレスを抱く方は少なくありません。しかし、マスク着用時こそ、香りを纏って楽しめる機会です。香りは、気分を明るくしたり、リラックスさせたりと、上手に使うといろいろな変化を与えてくれます。たとえば、バラの香りは気分をやわらげたり、やさしい気持ちにさせます。レモンの香りは気分を高め、リフレッシュするというように、心理的な影響をもたらします。こうした香りをマスク着用時に上手に生活に取り入れて、香りを楽しみましょう。

スキンケアによる肌が整う気持ち良さ(触覚)と心地よい香り(嗅覚)、そのダブルの効果のあるスキンケアミストがおすすめです。

【使用法】
⓵マスクの圧迫感を感じたり、肌のほてりや乾燥を感じたときに、顔全体に吹きかけ、深呼吸をします。
肌にうるおいを与えるとともに、ミストの香りが気分をリフレッシュします。
⓶ミストが肌になじんだら、マスクを付けます。心地よい香りがあることで、マスクの不快感が軽減されたり、明るい気分になったり等、気分を切替えることができます。


【特設サイト「毎日、マスクといい関係」について】
マスクが生活の必需品となった今、資生堂は、誰もがマスクのあるこれからの生活を健やかに生きるための美容やファッション、生活の知恵等のさまざまな情報をWEBサイト・店頭等発信していきます。毎日のマスク生活をポジティブに明るく過ごせるよう、WEBサイト「毎日、マスクといい関係」特設サイトを開設し、生活者のマスクライフを応援します。


【参考商品一覧は、下記PDFよりご覧ください】

※このリリースに記載されている内容は発表時点のものであり、最新の情報とは異なる場合がありますのでご留意ください。