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2019年10月11日

発行元:(株)資生堂

商品・ブランド

クレ・ド・ポー ボーテがユニセフとのグローバル・パートナーシップを締結

世界中の女の子たちが自分の権利を主張し、教育を受け、未来の可能性を解き放つためのエンパワーメントプログラム

資生堂のグローバルラグジュアリーブランド「クレ・ド・ポー ボーテ」と国際連合児童基金(本部:米国ニューヨーク、事務局長:ヘンリエッタ・フォア、以下ユニセフ)は、国際ガールズ・デーである2019年10月11日(金)に、世界中の女の子たちの教育とエンパワーメントを支援する分野において、日本発のブランドとして初めて複数年にわたるグローバル・パートナーシップの締結を発表しました。3年間におよぶ本パートナーシップを通じて、クレ・ド・ポー ボーテはユニセフのジェンダー平等を目指す取り組みの分野において、世界最大規模となる合計870万米ドルの寄付を行います。この取り組みにより、650万人の女の子たちの権利を守り、教育や雇用の機会を提供するなど、彼女たちが未来の可能性を解き放つための支援を行っていきます。

写真左 クレ・ド・ポー ボーテ チーフブランドオフィサー 鈴木ゆかり 同右 ユニセフ事務局長 ヘンリエッタ・フォア

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プログラムの背景

質の高い教育は、未来の発展に向けて優先されるべきであり、個人および社会全体の発展と豊かな暮らしのために必要不可欠です。しかしながら、世界中の15~19歳の青年期にある男の子のうち、教育、雇用、技術支援のいかなる機会も得ていない割合が10人に1人なのに対し、同年期の女の子たちははるかに高い、4人に1人が機会を得ていません*1。

本パートナーシップは、こうした学校に通えていない多くの女の子たちに、生活と雇用に必要な学習機会を提供していくものとなり、具体的には、バングラデシュ、キルギス、ニジェールなどの国や地域において、これまで固定観念やジェンダー差別によって女の子が遠ざけられてきたSTEM教育*2を促進するプログラムとなります。また、メンターシップやライフスキル構築プログラムを通じて女の子たちの自己肯定感を高め、教育から実際の職場や社会になじめるような工夫もなされています。

ユニセフ事務局長 ヘンリエッタ・フォア コメント

「教育は、貧困から抜け出すための重要な鍵であり、学びとは一生涯自分のものになる最高の贈り物です。近年、女の子の初等教育に関しては大きな改善が見られますが、児童婚、貧困、差別やジェンダーに基づく偏見によって、中等教育への進学が叶わないケースが数多くあります。私たちは一丸となって、これらの障壁を取り除き、世界中の多くの女の子たちに教育の機会を与るために取り組む必要があります。」

クレ・ド・ポー ボーテ チーフブランドオフィサー 鈴木ゆかり コメント

「2019年3月、クレ・ド・ポー ボーテはグローバルチャリティプログラム「パワー・オブ・ラディアンス・アワード」を発表し、教育を通じた女の子たちの社会的地位向上と女性のエンパワーメントに長期的に取り組んでいくことを表明しました。ユニセフとの今回のパートナーシップは、ブランドの社会価値創造への取り組みをさらに発展させるものであり、資生堂が目指すサステナブルなより良い社会の実現を目指すものとなります。本パートナーシップが、世界中の女の子たちの未来の可能性を解き放つプログラムとなることを願っています。」

クレ・ド・ポー ボーテは、本パートナーシップの一環として、ブランドのベストセラー商品「ル・セラム」を1本ご購入頂くごとに、その売上の一部をユニセフの活動へ寄付するキャンペーンをブランド展開国すべてで実施します。同キャンペーンは、店頭活動と合わせオンラインやソーシャルメディア、PR等様々なコミュニケーション活動を通じて発信していく予定です。

※ユニセフは特定の企業やブランド、商品、またはサービスを推奨するものではありません。

*1:ILOSTATデータ(2018年)に基づくユニセフの推測
*2:STEM=科学(Science)、技術(Technology)、工学(Engineering)・数学(Math)の教育分野を総称した名称。自発性、創造性、判断力、問題解決力といったスキルを磨き、IT社会とグローバル社会に適応した国際競争力を持った人材を育てるための教育法。

※このリリースに記載されている内容は発表時点のものであり、最新の情報とは異なる場合がありますのでご留意ください。