シワにつながる「角層・表皮・真皮」の要因に
トータルで効く純粋レチノール。
純粋レチノール配合のクリームを使い続けることで、8週間で着実に目元のシワが改善した。
純粋レチノールは肌の表面だけでなく、真皮に対しても働きかける。そのため目元、口元といった顔のシワだけでなく、首のシワも改善できるのが特長だ。
純粋レチノールは角層、表皮、真皮にトータルに働きかけるのが特長。今あるシワを改善するとともに、未来のシワの進行も抑えると考えられる。
資生堂は世界初の肌解析技術を用い、加齢に伴い肌の角層は硬くなる一方、真皮は柔らかくなることを新発見。この硬さのギャップによってシワができやすくなる、シワの根本原因を解明した。
さらに硬くなった角層は、肌表面から奥へとシワを進行させる要因となる可能性を見出した。
資生堂は、独自開発した肌解析技術を使い、シワのある肌では角層は硬くなっている一方で、肌の奥にある真皮は柔らかくハリがなくなっていることを明らかにした。さらに解析を進めたところ、角層が硬い場合、表情などで皮ふが動く際に、真皮にかかるメカニカルストレス(機械的な刺激)が大きくなることで、真皮中のコラーゲンが分解されやすくなる可能性が見出された。すなわち角層の硬化は、真皮のコラーゲン分解を経て、浅いシワを深いシワへ進行させる原因の1つとなりえることを資生堂が新発見した。角層を柔らかく保つことは、シワ改善のケアとしても重要である。
純粋レチノールを使い続けて4週間で、角層が柔らかくなったことが確認できた。さらに使い続けることで、角層の細胞に含まれる水分量が増加し、柔軟性がより高まることが確認された。
青が濃いほど角層細胞に含まれる水分量が多い。
表皮を構成している細胞(ケラチノサイト)を用いた実験では、純粋レチノールを添加して48時間後にはヒアルロン酸の産生が促進。表皮および角層の水分量が増え、肌の柔軟性が高まると期待される。
表皮中のヒアルロン酸量を評価した結果。純粋レチノールの添加によりヒアルロン酸の産生量が増えたことが確認された。
真皮を構成する細胞(線維芽細胞)を用いた実験では、純粋レチノールを添加して48時間後にⅠ型コラーゲンの産生が促進。ハリと弾力が戻り、深いシワの改善が期待される。