価値創造プロセス
- 多様な
プロフェッショナル人財 - ビューティー
イノベーション - お客さまとの関係強化
- 社会課題の解決
「美」の力を通じ、
未来にわたって社会に価値を提供していきます。
企業使命である「BEAUTY INNOVATIONS FOR A BETTER WORLD(美の力でよりよい世界を)」の実現に向けた企業活動のすべてが、資生堂の価値創造の姿です。その道筋には多くの課題がありますが、「美」の力を信じ、抜本的な改革を進めることで、未来にわたって社会に価値を提供していきます。
資生堂は、「BEAUTY INNOVATIONS FOR A BETTER WORLD(美の力でよりよい世界を)」という企業使命を掲げ、「美」の力を通じて、「人々が幸福を実感できる」サステナブルな社会を実現していきたいと考えています。
資生堂はイノベーションを起こし続けることで、ステークホルダーとともにビューティービジネスを通じた社会課題の解決に取り組んでいきます。
企業使命の実現に向けては、「世界で勝てる日本発のグローバルビューティーカンパニー」を目指し、大きく変容する外部環境を踏まえ、中期経営戦略「SHIFT 2025 and Beyond」を策定しました。未来にわたって価値創造を続けられる企業となるべく、スキンビューティー領域の拡大、ブランド・イノベーション・人財への積極投資、さらなるグローバル事業成長、DX継続強化などの抜本的な改革を進めることとしており、スピーディーで統合的なマネジメントが不可欠となっています。
こうした価値創造への戦略を推進していく源泉となるのが、資生堂が培ってきた資本であり、資生堂ならではの価値創造ドライバーです。150年の歴史(ヘリテージ)を通じ、強みとして確立した「OUR DNA」や仕事をする上での心構えである「OUR PRINCIPLES」のもと、進化を続けてきました。今後の価値創造においては、変革し続けることが必要であり、「多様なプロフェッショナル人財」や「ビューティーイノベーション」をはじめ、中期経営戦略「SHIFT 2025 and Beyond」の推進ともあわせて大きく進化させていきます。
価値創造に向けた経営資源
価値創造戦略の推進にあたり、資生堂の経営資源の中で重要となるもの、特徴的なものを下図にまとめました。人財・組織風土、ブランド・技術、生産拠点・体制、バリューチェーン・エンゲージメント、原料・エネルギー、財務資本の観点で整理し、現状の社内外の状況を踏まえて課題を抽出するとともに、創出価値を高めるための資源投下の方向性を示しています。
例えば、人財・組織風土の面では、約100カ国・地域の国籍を有する、約3.9万人の多様な人財が、私たちが目指す価値創造の源泉です。こうした多様な個性を持った人財が自分らしく活躍し、新たな価値を創出していくためには、互いの価値観や存在を認め合い、同じ目的に向かって切磋琢磨する強い組織文化の確立、One Shiseidoカルチャーを体現していくことがより大切になります。また、次世代グローバルリーダーの育成、優秀な人財の育成や適所への配置を実現するグローバルモビリティの促進、デジタルをはじめとした専門スキル強化など、多様な人財の活躍を支えるグローバル共通の人財育成基盤の整備も引き続き行っていきます。こうした人的資本への投資を通じて、社員エンゲージメントを向上させることで、多様な人財が活躍し、自らのパフォーマンスを最大化しながら、自分らしい豊かなキャリアを実現できる経営を目指します。
(人的資本)
(知的資本)
(製造資本)
エンゲージメント
(社会関係資本)
(自然資本)
経営資源の関連指標
グローバル受講者数