美容情報
「おしゃれなひととき」
2019年
春・第126号

季節と肌

「気温が低くても、油断禁物! 3月の紫外線は残暑と同レベル」

「季節と肌」のコーナーです。
2月の立春が過ぎても、まだまだ寒い日は多いですね。3月の東京の平均気温は、11.5度。そんな中で感じるあたたかな日差しは気持ちが良くて、つい無防備に浴びてしまいがち。でも実は、3月に降り注ぐ紫外線の量は、残暑の9月とほぼ同じなのです。9月の東京の平均気温は24.5度。気温は10度以上も違うのに、紫外線の量はほぼ同じというのは驚きですね。また、紫外線量がピークになるのは7月ごろですが、4月にはすでに、7月の約80%に当たる量の紫外線が降り注いでいるのです。

紫外線による影響は、肌の状態によっても変わります。冬の乾燥や冷えで肌がカサついていたり、季節の変わり目の敏感肌などで肌表面が荒れていると、紫外線が肌の奥まで入り込み、その影響を強く受けてしまいます。肌が敏感になっているときには、なるべく何もつけたくないと思うかもしれませんが、紫外線ケアをしないでいると、余計に肌状態が悪化してしまうことがあります。肌が敏感な状態の時でも、低刺激の日焼け止めを選んで、しっかり紫外線ケアをすることが大切です。また、意外に忘れがちなのが、唇の紫外線ケア。唇は、肌の他の部分のように日焼けをしないので気付きにくいのですが、皮膚が薄く紫外線の影響を受けやすいのです。冬の寒さや乾燥でバリア機能が低下していると、さらに影響を強く受けてしまいます。カサついたり荒れたりを繰り返していると、唇の縦じわも目立つようになってしまいます。こまめにうるおいを保つお手入れをして、乾燥と紫外線からデリケートな唇を守りましょう。

もう一つ、春の肌の大敵が、風に乗ってやってくる花粉などの微粒子ですね。スギ花粉は2月から飛び始め、3月から4月にかけてピークを迎えます。肌についた花粉などの空気中の微粒子はそのままにしておくと、肌のかゆみや赤みなどを引き起こすことがあります。外から帰ったときには、肌や髪に付いた花粉などをきちんと落としましょう。デリケートになっている肌に負担をかけないように、低刺激の洗顔料をしっかり泡立てて、泡で汚れを包み込むようにやさしく洗ってあげるといいですね。また、肌に花粉などの空気中の微粒子がつくのを防いで守るミスト状化粧水もありますので、春の敏感肌にお悩みのかたは、ぜひ試してみてください。