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接客業に関わるならどんなメイクをすべき?飲食業やホテル業など業種別のポイントと接客業の面接で押さえておきたいマナー

接客業に関わるならどんなメイクをすべき?飲食業やホテル業など業種別のポイントと接客業の面接で押さえておきたいマナー

目次

  1. 接客業ではメイクするのがマナー?
  2. 接客業で押さえておきたいメイクの基本
  3. 業種ごとに異なる重視したいメイクのポイント
  4. 接客業に就職するなら?面接用のメイクについて
  5. 高い接客ノウハウを落とし込んだ資生堂の独自研修
  6. ベストな接客メイクでワンランク上の魅力を引き出そう

接客業ではメイクするのがマナー?

接客業ではメイクするのがマナー?

接客業ではメイクをしないのはマナー違反であり、メイクをしなければいけないという意見もあります。しかし、飲食関係などではメイクをしない方がお客さまの食事を邪魔せず、印象も良いのでは?と感じるかもしれません。

まず、基本的にメイクをすることは接客業に関わらずビジネスにおけるマナーです。ビジネスマナーとしてのメイクは「清潔感」を重視したものであり、メイクをしないでいると「だらしない」「準備不足」など悪い印象を与えてしまうこともあります。

特に接客業ではお客さまと対面で接することやお客さまとの距離が近いことが多く、見た目による第一印象の影響も大きいです。そのため、メイクをせずに良くない印象を与えるよりも、ビジネスマナーとして適したメイクをして良い印象を与えられるようにした方がメリットがあると考えられます。

学生のアルバイトなどはメイクをしなくても良い印象を与えることもありますが、社会人は身だしなみとしてメイクをすることがマナーであり、それによるメリットがあると理解しておきましょう。

接客業で押さえておきたいメイクの基本

接客業で押さえておきたいメイクの基本

先述した通り、ビジネス向けのメイクは「清潔感」が基本ですが、顔を合わせて対応する機会も多い接客業では、「顔が明るく見えるメイク」を意識すると、より印象が良くなります。

自然に見える「ナチュラルメイク」では、より清潔感のある印象を与えることができます。派手すぎるメイクは見た目にも良い印象を与えず、香水や化粧品の香りが苦手な人にはかえって悪い印象を与えてしまうこともあります。そのため自身の肌を活かしつつ、気になるところはコンシーラーで隠すなど、最低限かつ自分の魅力を引き出すようなナチュラルメイクがおすすめです。

そして、メイクで顔を明るく見せるために、使う化粧品の色を意識すると良いでしょう。「パーソナルカラー」にあわせて自分に似合う色を取り入れると、血色感や透明感がアップして顔色が明るく見えます。パーソナルカラー別に似合う色をご紹介しますので、参考にしてみてください。

・イエベ春:コーラルピンク・オレンジ・グリーンなど、クリアではっきりした色
・ブルベ夏:ラベンダー・グレイッシュブルー・スモーキーピンクなど、クールなパステル系
・イエベ秋:ブラウン全般・深みのあるオレンジ・ゴールドやベージュなど、落ち着いた穏やかな色
・ブルベ冬:ブラック・グレー・レッド・シルバーなど、インパクトのある色

ナチュラルなメイクをベースとして、チークやリップは自身のパーソナルカラーに合った色を自然になじませることで、顔全体の印象が明るくなり接客業にふさわしいメイクに仕上がります。

業種ごとに異なる重視したいメイクのポイント

ナチュラルメイクが接客業を含むビジネス向けメイクの基本ではありますが、業種のイメージに合うメイクをすることで、より好印象を与えられます。特に効果のある業種をピックアップして、メイクのポイントをいくつか紹介していきますので、参考にしてみてください。

ホテル業は華やかな上品さを意識

ホテルの受付やコンシェルジュなど、日常とは異なる非日常空間を演出する業種の接客に携わる場合、通常のナチュラルメイクにワンポイントで華やかさや上品さを加えると良いでしょう。例えば、粒子の細かいラメ入りのアイシャドウや血色感を引き立てる肌なじみの良いレッド系のリップなどを用いると、上品かつ華やかな印象が演出できます。

また、眉は顔の印象に大きく影響を与えるパーツです。ゴールデンバランスを意識して眉の下側の角度は10度を目安に、眉尻は小鼻と目尻を結んだ延長線上まで描きましょう。

飲食業は香りにも注意

食品を扱う飲食業では、ナチュラルなメイクで清潔感を演出するだけではなく、香りにも気を配ると良いでしょう。香りが強すぎる化粧品や香水を身につけてしまうと、匂いが食事を邪魔してしまい、不快感を与えかねません。

基本的に香りのしないものもしくは控えめで自然な香りの化粧品を使うことを心がけましょう。

そして、飲食業における接客では、より清潔感のあるメイクが好まれます。ナチュラルな仕上がりのファンデーションや自然な血色感が出るリップなどを用い、ナチュラルメイクで清潔感を演出するように意識してみてください。

美容部員はブランドイメージを大切に

化粧品を扱う美容部員の場合、基本は守りつつもブランドのイメージに合ったメイクだと、お客さまも信頼感を抱きやすくなります。注意しておきたい点として、個性を出し過ぎるメイクはNGです。個性を出し過ぎてしまうとお客さまが自分でメイクするときのイメージができず、ブランドの印象もきちんと伝わらなくなってしまいます。

自分をただ美しく見せるのではなく、自身の魅力を最大限引き出しながらも、ブランドイメージとズレの無いメイクをすることで、美容部員としての接客をレベルアップできるかもしれません。また肌荒れをしていると清潔感のない印象となるだけでなく、化粧品を紹介する際の説得力に欠けてしまうこともあるため、日頃からの肌のお手入れも大切です。

流行を取り入れるのもアパレル向けメイクのコツ

トレンドに敏感な客層が多いアパレルでは、メイクにも流行を取り入れるのが有効です。ブランドによってはナチュラルメイクではなく、流行りのメイクをした方が良い場合もあります。

そして、先述した美容部員のブランドイメージと同様、取り扱うアパレルのイメージと合ったメイクであることも重要なポイントです。若年層向けのブランドであれば、より最新の流行メイクが適していることもあるため、服装とのバランスも考えてメイクをするようにしましょう。

接客業に就職するなら?面接用のメイクについて

接客業に就職するなら?面接用のメイクについて

就職活動では基本的に面接が行われますが、接客業の面接においてもナチュラルメイクが基本です。それに加えて、業種次第ではありますが、多少華やかさをプラスするようにすると、面接時にも好印象につながりやすくなります。

例えば、眉を描いたあとに眉マスカラでワントーン明るく仕上げたり、アイシャドウやリップにはピンク・オレンジ系のカラーを使用して全体の印象を明るくすることで、華やかな印象を面接で与えられるでしょう。

また、面接時にはノーメイクはもちろん、派手すぎるメイクもNGです。たとえ業界的に派手なイメージがあっても、面接においては「どのような人物なのか」を判断するため、派手すぎるメイクだと好感や信頼感に欠けてしまうこともあります。

面接時には「相手からどう思われるか」を考慮して、TPOに合わせてより良い第一印象を与えられるメイクを意識してみてください。

高い接客ノウハウを落とし込んだ資生堂の独自研修

高い接客ノウハウを落とし込んだ資生堂の独自研修

資生堂がこれまで培ってきたメイクテクニックと、さまざまな業種・職種のお客さまに行ってきた接客ノウハウを、独自研修「BEAUTY & SELF PRODUCE(ビューティー&セルフプロデュース)」で学ぶことができます。接客サービスに関わる方向けには「印象も、接遇も、美しくコース」にて、より自身を美しく魅せるためのテクニックに加え、メイク以外の観点から第一印象をより良くするための所作やコミュニケーションの方法などをお伝えしています。

内面と外見の両方から自分を磨くことで、接客においてもサービスの質を上げることができるでしょう。メイクをすることは身だしなみの一部であり、総合的に高めることで、より洗練された自分になることができます。

コースの内容をカスタマイズすることも可能ですので、一度ご確認しつつ、よろしければお気軽にお問い合わせください。

ベストな接客メイクでワンランク上の魅力を引き出そう

第一印象が重要な接客業においては、ビジネスの基本となる「清潔感」を演出しつつ、業界ごとに適したメイクを心がける必要があります。そのためには、まず自分に最適なメイクとはどのようなものかをきちんと理解することが大切です。

資生堂の研修では美のスペシャリストが講師となり、メイクのテクニックだけではなく、所作や話し方など接客業では欠かせないコミュニケーションのコツなども学べるようになっています。自分自身の魅力を引き出しつつ、お客さまにも心地よさを届けるベストな接客メイクで、ワンランク上の接客を目指しましょう。