役員や経営者だからこそ身だしなみの重要性を理解し経営の信頼感を得る!見た目を磨いて第一印象をビジネスに活用するポイント

目次
経営者や役員の印象が良いと業績にも影響がある?

経営者や役員の方は社内はもちろん、メディアへの露出や外部講演、株主総会など会社の形態・方針にはよるものの、多くの人に見られる機会が存在することもあります。このように社内外の人に見られる場では「会社の顔」ともなり、見た目や印象が会社のイメージにも影響があり、経営者自身だけでなく、経営する会社に対する信頼感を高めることにもつながります。
以前にもオランダの教授が同国の広告会社数社を対象に、企業とその経営者・役員の容姿の関係性を調査したところ、見た目に優れた幹部がいる企業ほど収益性が高く、成長も早いという結果が出ています。少なくとも経営者や役員が見た目や身だしなみに気を使い、良い印象を与える企業ほど、業績にも良い影響がある可能性が高いと考えられます。
そのため、重要なポジションについたならば、身だしなみには気を配ることをおすすめします。
経営者に必要な身だしなみを学べる
お客さまから選ばれる魅力ある人材へ
資生堂独自の
印象・接遇研修プログラム

詳細を見る
経営者や役員がチェックすべき身だしなみのポイント

身だしなみに気を配るとは、どのような点に注意すれば良いのでしょうか。ただ綺麗な服を着たり、流行りの髪型にしたりするのではなく、見た目が他人に与える影響を踏まえて、自分にとってベストな身だしなみを心がける必要があります。
では、意識したい身だしなみのポイントを具体的に解説していきましょう。
第一印象は視覚情報の影響が大きいことを理解する
見た目から受け取ることのできる影響は大きく、心理学における「メラビアンの法則」では視覚情報55%・聴覚情報38%・言語情報7%の割合でそれぞれ影響を与えるとされています。メラビアンの法則は「言葉や見た目の情報で矛盾が起きている場合、どれが最も影響を与えるのか」を分析したものであり、この考え方を理解しておくと、自身のマイナス面をカバーしたり、得意な面をより伸ばすこともできます。
多くの人前で話す機会では、良いイメージを与えることができるように清潔感のある服装や見栄えを意識したり、社内では部下とのコミュニケーションを取る際には見た目で相手を萎縮させることがないように柔らかな表情や口調を心がけたりすることが重要であると考えられます。
第一印象の良い身だしなみとは、服装だけではなく自身の肌や表情、口調など見た目や印象を含む全体から整える必要があるということを理解しておきましょう。
体型が与える印象も踏まえて見た目を整える
例えば、ガッチリとした体型の方は頼もしさやストイックさなど強いイメージを感じさせるものの、人によっては強引な印象を持たれてしまったり、ふくよかな体型の方は大らかで優しい印象を与えながらも、時にはだらしない印象を持たれてしまったりと、体型で印象が異なることが多くあります。体型から身だしなみを整えるときは、自分の体型がどのタイプに属するのかを理解し、良い部分は上手く強調しつつ他の部分は補正するなどの調整が必要になります。
先に述べたガッチリ体型の方は見た目から知性の感じられる服装・振る舞い方を意識することでマイナス面を補正でき、凛々しさの映えるメイクで頼もしさを強調することができるでしょう。そして、ふくよかな方は肌を綺麗に見せるメイクや体型に合った服装選びで清潔感を持たせることで、だらしなく見えてしまう印象をカバーし、明るい色遣いをすることで自身の良さを活かすことが可能です。
骨格診断で体型のタイプは判断できるため、このような診断も活用しつつ、自分の体型に合わせて見た目を整えていきましょう。
顔の輪郭による印象をメイクで調整
顔の輪郭も体型と同様に、さまざまなタイプに分かれ、印象もそれぞれ異なります。タイプとしては「ベース型」や「丸型」、「長方形型」などあり、メイクやヘアスタイルで調整します。例として、丸顔の方は少しシャープに見えるメイクで見た目の凛々しさを演出したり、長方形顔の方はメイクのテクニックと髪型で、バランスのとれた見た目に調整することも可能です。
特に役員紹介などで会社のコーポレートサイトに写真が載ることが多い経営者・役員の方はビジネスの基本である清潔感と好印象を与えることができます。
美のスペシャリストから学ぶ、一流の身だしなみ
お客さまから選ばれる魅力ある人材へ
資生堂独自の
印象・接遇研修プログラム

詳細を見る
メイクは基本的にナチュラルに
ビジネスにおけるメイクはナチュラルメイクが基本ですが、経営者や役員など立場がある方も同様です。華やかで派手なメイクは第一印象が悪くなってしまうため、ビジネスマナーメイクとしてのナチュラルメイクを意識するようにしてください。
ただ、講演やプレゼンテーションなど、人との距離が遠い場合は表情が見えやすいよう、ハッキリとした印象を与えるメイクをした方が効果的なシーンもあります。この場合も清潔感と好印象を意識するように注意する必要があります。

汚れのない服装でスマートな印象をアップ
ブラウスのシワやスーツの折り目などにシワがなく、アイロンがきちんとかけられ、全体的に汚れの目立たない服装を心がけましょう。服装から清潔感を演出するには、まず綺麗なスーツを着ることが重要です。
靴はよく磨かれたもので、ヒールや靴のかかとがすり減っているのはマイナスな印象を持たれてしまいます。スーツだけではなく小物にも気を配り、服装全体でスマートな印象を与えられるように日々のメンテナンスを心がけてください。
ネイルや香水など細かな部分にも清潔感を
香りの良い香水は好印象を与えられますが、香りが強すぎる香水はかえって印象を悪くしてしまう恐れがあります。もし香水をつける場合は自分の好みの香りだけで選ぶのではなく、家族や友人、距離の近い部下などに香りを確認してもらうなどして、周りの人が香りを感じても不快にならないものを選ぶのがおすすめです。
そして、他企業の方と会う際など、近い距離で手元まで見えるシーンでは指先からでも清潔感を演出できます。整えられた爪先にピンクやベージュなど清潔感のある印象を与えられるマニキュアや、ツヤの出るトップコートで爪の手入れをし、指先をキレイに見せるなど、細かな部分にも気を配ることで、より良い第一印象を与えられるでしょう。
効果的に自分を磨ける資生堂の経営者・役員向けの研修

資生堂では「ビューティ&セルフプロデュース(BEAUTY &SELF PRODUCE)プログラム」という研修プログラムを提供しており、そのうち、「魅せるを極めるコース」は経営者や役員など立場のある方向けに特化した研修となっています。
「『魅了する』リーダーシップコース」では、洗練された印象や信頼感を与えるための具体的な魅せ方や、メディアに対応する際のテクニック、そしてエグゼクティブの立場に属する方が活用できるメイク方法などをお伝えしています。また、別コースの「『研ぎ澄ます』セルフプロデュースコース」では、企業を代表するための身のこなしや自己演出するために理解しておきたいメイクのポイントを解説しています。
要望に合わせて必要な研修内容に調整することも可能ですので、まずはコースの詳細をご確認のうえ、お気軽にご相談・お問い合わせください。
経営者・役員こそ身だしなみに気を配り、会社の良いイメージにつなげよう

経営者や役員の身だしなみの良し悪しが会社の業績とも関係性があるともされており、見た目に気を配ることはプラスの影響が多いと考えられます。
より効果的に身だしなみを整えていくには自身を知り、自分にベストな対策を取っていくことが重要です。
ただ、身だしなみとは服装だけではなく、肌や髪型なども含めた総合的な見た目に加え、立ち居振る舞いも併せてのものであるという意識を持ち、そのうえで第一印象が好印象と思われる身だしなみを心がけることをおすすめします。資生堂の研修プログラムでは経営者や役員などの立場の方に特化したコースがあり、そのほかにもビジネスで活かせる研修もありますので、ぜひご活用ください。
役員・エグゼクティブに特化した印象アップ研修
お客さまから選ばれる魅力ある人材へ
資生堂独自の
印象・接遇研修プログラム

詳細を見る