「いつもの製品」を間違いなくお客さまの元へ

生産ラインのリーダーとして、確実な製品の製造、およびその生産性を上げるために日々努力しています。担当するラインで扱っているのは、ボディソープやシャンプー、コンディショナーなど。規格に適合した中味がボトルや詰め替え用パウチに充填され、商品として完成していくまでを管理しています。

商品は、毎分100個、150個と大変なスピードで出来上がっていくので、何かトラブルがあればすぐに生産量に影響してしまいます。それを防ぐために、注意深くライン全体に目配りをするのが私の役割。例えば連続して機械を稼働させているからこそ起こる、わずかな充填量の変化などの調整も私の仕事です。もちろん、本格的な故障があれば工場内にいる専門部門のスタッフを頼りますが、少し手を加えれば直せる細かなトラブルについては、現場で処理するのが基本。入社するまで機械のことなどほとんどわからなかったのですが、経験豊かな先輩方に教えられ、少しずつ対処法が身についていきました。

最終的には、完成品もしっかりとチェックします。パッケージの汚れの有無など見た目については目視で、さらに完成品を開封し、中味を手に取って色や形状が「いつも通り」であるかどうかを確認します。その製品を愛用してくださる方であれば、きっとわずかな違いにも気づくはず。そう意識して、さまざまな視点から製品としての完成度を高めるよう心がけています。

「いつもの製品」を間違いなくお客さまのもとへ 「いつもの製品」を間違いなくお客さまのもとへ

人の手を介し、出来上がるものだから

お客さまの手元に「いつもと同じ製品」を届けるために心を砕いている毎日ですが、同時に気にかけているのは生産ラインで共に働くメンバーの体調です。

作業者が無理をすると工場の製造効率に影響するため、体調、身体の両面から、作業者の負荷が少ない環境づくりを心がけています。

私は、「いかに余計な負荷をかけないで仕事ができるか」を優先して、現場の環境を改善し続けてきました。メンバーの声を聞きながら、できるだけ無理のない自然な動きで作業ができるように、ごく小さなことでも早めに修正していくのです。

久喜工場は24時間稼働しているため、メンバーも3交替制で勤務します。そのため、どうしても体調管理がむずかしくなりがち。だからこそ、みんなの「様子」にも注意して日常的に声をかけ、無理などしていないか確認することを大切にしています。

工場として、生産性を向上するとの目標があるのは事実ですが、私の気持ちはそれだけにとどまりません。身体的にも心理的にも、働きやすいと感じられる場をつくるように。それがなければ、結局業務の効率アップも実現できないと考えています。

人の手を介し、できあがるものだから 人の手を介し、できあがるものだから

自信を持ってチームを引っ張っていけるリーダーに

ラインリーダーを任されてまだ間もない私には、不足している部分が少なからずあるでしょう。これまでは、先輩方や上司がいろいろな気遣いをしてくれていたのですが、いつまでもそれに甘えてばかりはいられません。今後は、もっと視野を広く持ち、ラインのメンバー一人ひとりの気持ちに寄り添って、互いに気持ちよく仕事をしていけるようにしたい。チームで動く仕事だからこそ、コミュニケーションを大切にしたいと考えています。

それでも、仕事が終わって帰るときには、細かな反省点がたくさん浮かんでくるもの。ただ以前と違い、それをむやみにひきずらないようになりました。できなかった、足りなかったと思うことがあったとしても、それをきちんと自覚して繰り返さなければいい、そう考えるようになったのです。目の前にあることに気遣いしつつも、少し先のことにまで思いを広げて。それが徐々にできるようになったのが、私なりの成長だと思います。

ヴラドゥ オアナVrado Oana ヴラドゥ オアナVrado Oana

上指 英里香Erika Kozashi

実は私の祖母も、資生堂の製品を愛用しています。ですから私がこの工場で働き始めてから、祖母もとても嬉しそう。多くのお客さまの手元に製品をお届けするのは喜びですが、ごく身近な人が喜んでくれるとやりがいもひとしおです。ラインリーダーという責任ある立場を任されている今、祖母をはじめ多くのお客さまの期待を裏切らない製品を生産し続けていきたいと思っています。

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